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サハリンで見かけた山野草 - No.5 - |
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161.エゾタカネナデシコ (蝦夷高嶺撫子) 分類:ナデシコ科ナデシコ属 学名:Dianthus superbus var. speciosus f. bibracteatus 撮影日:7月下旬 道の無い山中を一人で放浪していた時に出会った花である。ここでなければ咲かないだろうと思われるほど清々しい場所だった。 |
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162.ヒメシャクナゲ(姫石楠花) 分類:ツツジ科 ヒメシャクナゲ属 学名:Andromeda polifolia 撮影日:6月中旬 湿地帯のいたるところで顔を出しており、その可憐な小花を踏みつけないように歩くのが大変だった。 |
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163.エゾオヤマノリンドウ(蝦夷御山竜胆) 分類:リンドウ科リンドウ属 学名:Gentiana triflora var. montana 撮影日:9月上旬 咲き始めだったのか、透き通るような薄いブルーがバランス良く咲いていた。 |
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164.ヤマハナソウ(山鼻草) 分類:ユキノシタ科ユキノシタ属 学名:Saxifraga sachalinensis 撮影日:9月中旬 岩肌に古風な花が咲いていた。古風だと感じたのは花が持つ色彩だろうか。しかし、よく見ると造形美の美しい花だった。後でヤマハナソウと知って、山花草と思ったら、山鼻草と書くそうだ。札幌の山鼻地区で確認されたためらしい。 |
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165.エゾリンドウ(蝦夷竜胆) 分類:リンドウ科リンドウ属 学名:Gentiana triflora var. japonica 撮影日:9月上旬 エゾオヤマノリンドウと違って茎は長く、その途中にも花を付けている。しばしば大群落に遭遇した。 |
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166.アザミ(薊) 分類:キク科アザミ属 学名:Cirsium 撮影日:8月中旬 |
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167.チシマアザミ(千島薊) 分類:キク科アザミ属 学名:Cirsium kamtschaticum 撮影日:7月中旬 草丈が2mぐらいあり、下向きの花が上から見下ろしていたので、チシマアザミだろうか。 |
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168.エゾノキツネアザミ(蝦夷の狐薊) 分類:キク科アレチアザミ属 学名:Breea setosa 撮影日:7月中旬 薊と思って近づくとトゲが無く、狐に騙された気がするのが名の由来のようである。確かにトゲは無さそうで、草丈1.5m程度の花が群生していた。 |
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169.和名:?英名:ラージフラワードヘンプネットル 分類:シソ科 学名:Galeopsis speciosa Mill. 撮影日:10月上旬 オドリコソウを大きくしたような草丈40センチ前後の黄色い花を見かけた。手持ちの日本の図鑑には記載が無く、インターネット上にはlarge-flowered hempnettleという英名が出ていた。 |
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170.カンパニュラの仲間 分類:キキョウ科 学名: 撮影日:7月中旬 ユージュノサハリンスクの市内、郊外のあちこちで自生していたが、山奥では見かけなかった。園芸花が花壇から逃げ出し、自生するようになったものなのか、僕にはわからない。 |
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171.ガンコウラン(岩高蘭) 分類:ガンコウラン科ガンコウラン属 学名:Empetrum nigrum 撮影日:8月下旬 ガンコウランの実がびっしりの場所があったが、甘みが無いのか、ロシア人には意外に不人気だった。 |
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172.ホソバツメクサ(細葉爪草) 分類:ナデシコ科タカネツメクサ属 学名:Minuartia verna var. japonica 撮影日:7月中旬 日本では高山植物と見なされるこの花も、標高のない低地の道端などに咲いていた。 |
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173.クサフジ(草藤) 分類:マメ科ソラマメ属 学名:Vicia cracca 撮影日:7月下旬 北から南までサハリン全域で見かけたクサフジは時として大群落を形成していた。 |
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174.ヒオウギアヤメ(檜扇文目) 分類:アヤメ科アヤメ属 学名:Iris setosa 撮影日:7月上旬 |
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175.リンネンソウ(リンネ草) 分類:スイカズラ科リンネソウ属 学名:Linnaea borealis 撮影日:7月下旬 空気のきれいな深山で出会うと、とても清々しい気分になるが、サハリンの北方では、人家のそばや公園のような場所でも出会った。 |
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176.イワツツジ(岩躑躅) 分類:ツツジ科スノキ属 学名:Vaccinium praestans Lamb. 撮影日:8月下旬 |
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177.ハンゴンソウ(反魂草) 分類:キク科キオン属 学名:Senecio cannabifolius 撮影日:7月下旬 |
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178.ホソバノキソチドリ(細葉木曽千鳥) 分類:ラン科ツレサギソウ属 学名:Platanthera tipuloides 撮影日:7月中旬 |
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179.ハッカ(薄荷) 分類:シソ科ハッカ属 学名:Mentha arvensis var. piperascens 撮影日:8月中旬 |
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180.ミントの仲間 分類:シソ科ハッカ属 学名:Mentha L. 撮影日:8月中旬 |
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181.マンネンスギ(万年杉) 分類:ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属 学名:Lycopodium obscurum 撮影日:9月中旬 |
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182.ライラック(別名:紫丁香花) 分類:モクセイ科ハシドイ属の落葉樹 学名:Syringa vulgaris 撮影日:6月中旬 サハリンでもライラックは咲いていたが、人家のそばが多く、山奥ではあまり見かけなかった。見た中ではチェーホフ記念館のライラックがきれいに咲いていた。 |
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183.オクエゾガラガラ 分類:ゴマノハグサ科オクエゾガラガラ属 学名:Rhinanthus angustifolius 撮影日:8月上旬 |
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184.エゾミズタマソウ(蝦夷水玉草) 分類:アカバナ科ミズタマソウ属 学名:Circaea quadrisulcata 撮影日:9月上旬 |
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185.ミミナグサ(耳菜草) 分類:ナデシコ科ミミナグサ属 学名:Cerastium fontanum 撮影日:7月中旬 |
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186.マユミ(真弓) 分類:ニシキギ科ニシキギ属 学名:Euonymus hamiltonianus 撮影日:9月下旬 |
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187.キンミズヒキ(金水引) 分類:バラ科キンミズヒキ属 学名:Agrimonia pilosa 撮影日:7月下旬 |
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188.トモエシオガマの仲間 分類:ゴマノハグサ科シオガマギク属 学名: 撮影日:8月上旬 |
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189.ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) 分類:キク科フジバカマ属 学名:Eupatorium chinense subsp. Sachalinense 撮影日:8月下旬 |
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190.ヤナギトラノオ(柳虎尾) 分類:サクラソウ科オカトラノオ属 学名:Lysimachia thyrsiflora 撮影日:7月中旬 |
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191.ヤマブキショウマ(山吹升麻) 分類:バラ科ヤマブキショウマ属 学名:Aruncus dioicus var. tenuifolius 撮影日:7月上旬 |
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192.ヤマハハコ(山母子) 分類:キク科ヤマハハコ属 学名:Anaphalis margaritacea 撮影日:9月中旬 |
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193.ヤチツツジ(谷地躑躅) 分類:ツツジ科ヤチツツジ属 学名:Chamaedaphne calyculata 撮影日:6月中旬 人がほとんど入りそうもない北方の原野で見かけた。長い間不明な植物だったが、最近になってヤチツツジと教えていただいた。 |
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194.カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜) 分類:キク科コウゾリナ属 学名:Picris hieracioides ssp. Kamtschatica 撮影日:7月下旬 |
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195.ノコギリソウ(鋸草) 分類:キク科ノコギリソウ属 学名:Achillea sibirica 撮影日:8月中旬 |
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196.ミヤマオダマキ(深山苧環) 分類:キンポウゲ科オダマキ属 学名:Aquilegia flabellata var. pumila 撮影日:8月上旬 |
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197.ワレモコウ(吾亦紅) 分類:バラ科ワレモコウ属 学名:Sanguisorba officinalis 撮影日:7月下旬 |
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198.オオハナウド(大花独活) 分類:セリ科ハナウド属 学名:Heracleum dulce 撮影日:7月中旬 |
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199.ミゾソバ(溝蕎麦) 分類:タデ科イヌタデ属 学名:Polygonum thunbergii 撮影日:9月上旬 |
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200.リンゴ 分類: 学名: 撮影日:6月中旬 山野草のカテゴリーには相当しないと思うが、咲きっぷりが良く、とても目立っていた。何だかカメラを向けずにおれない風景だった。 |
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