サハリンで見かけたキツネ

 サハリンにキツネは多かった。サハリンで見かけたキツネはかなり警戒心が強く、臆病で、猫にも追われていた。その警戒心の強さの故か、犬猫のようにペットとして飼う事はとても難しそうである。それでも食料に事欠く厳冬期には人里に姿を現し、エサをもらったりしていた。
 冬に出会うキツネは毛が豊で見栄えが良い。(上の三枚の写真)

 左の写真はエサをもらいに現れたキツネを追い出そうと、悠然とキツネの方へ歩いてく飼い猫。
この後、キツネは猫に追い出された。

 下のキツネは夏になっても人里に姿を現し、エサをもらっていた。
同じキツネでも冬と夏では毛の量が大きく変わり、毛の落ちる夏の狐は貧相に見えるが、特徴ある尻尾の毛だけは冬の時のように毛がフサフサしていた。(下の写真)