カタングリのカイガン(海岸?)
日露戦争後のポーツマス条約でサハリンの北緯50度線が国境と定められたが、北緯50度以北であっても、
契約により、日本の会社は森林伐採や石油の調査・採掘などで活動をしていた。
ノグリキの南側にカタングリという小さな町がある。その町の浜辺に、戦前、日本の会社が建設したという原油タンクがあった。
案内してくれた運転手が、その辺一帯を「カイガン」と発音していたが、日本語のわかる運転手ではなかった。
日本人が働いていた当時に言っていた「海岸」が「カイガン」という地名になったのだろうか?