カトリック教会
 一世紀前のロシアでは、大多数の人々がロシア正教の信者だった。ロシア革命以降、宗教は弾圧されたが、ソ連が崩壊し、市場経済へ移行するとともに宗教も公に復活した。宗教に対して門戸が開放されると、世界各地からあらゆる宗教が入り、布教活動を始めた。現在、サハリン州に登録されている宗教団体数は121だそうである。その主流はロシア古来の伝統に沿ったロシア正教であり、サハリン州内の45教区で活動をしている。ロシア国内ではロシア正教が他の宗派を圧倒しているのだが、ここサハリンでは他の宗派の教会がだいぶ多いように見受けられた。写真はカトリック教会であるが、このそばにはエホバの礼拝所もあった。