シカチ・アリャン村付近で発見された岩絵
シカチ・アリャン村(Сикачи-Алян)はハバロフスクからアムール川沿いに75kmほど
下った所にある。ここの古代岩絵の所在が初めて世に知られたのは1870年代であり、
米国の東洋学者B.ラウフェルによって調査された。
1919年には世界的に著名な歴史・民族・考古学者である『鳥居龍蔵博士』
シベリア旅行中にここに立ち寄っている。
玄武岩に彫られた様々な模様は数千年の歳月を経て摩耗はしてはいるが、
その彫り跡はまだ肉眼ではっきりと識別出来、現在でも調査、研究が継続されている。