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![]() ハバロフスクから北北東へ356km離れたアムール川の左岸に位置している。コムソモリスクの人口は2001年1月1日現在で約28万8千人。コムソモリスクへの交通には鉄道、アムール川の船舶、空港などがある。 鉄道はハバロフスクからの鉄道とシベリア第二鉄道がコムソモリスクでつながっている。 この町は、ペルミ県出身の開拓移住農民によって1860年に誕生したペルムスコエ村のあったところに建設された。1932年2月に、この場所に重工業分野の諸工場を建設する事が決定し、1932年12月にペルムスコエ村はコムソモリスク・ナ・アムーレ市となった。この名称はコムソモール(共産主義青年同盟)により、町の建設が行われたという事を示すものだが、実際には主要な労働力(約70%の建設作業者)は、囚人だったそうだ。 現在の主要な企業としては潜水艦を建造していた「レーニンスキー・コムソモール(造船所)」、ジェット戦闘機スホイで有名な「ガガーリン航空機工場」、冶金工場「アムールスターリ」、機械製作工場の「アムールリトマシ」、サハリン州オハからの石油パイプラインで稼働する「精油所」、製材コンビナート、縫製工場、建材工場、食品加工工場などである。 高等教育機関としては教育大学、工業技術大学がある。 |
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